天明3年浅間山大噴火の記録
スマトラ沖大地震による被害は想像以上に大きなものであった。住民は津波についての知識がなかったため、特に津波による被害が大きかった。天明3年の浅間山大噴火の被害は、鎌原村を埋没させた熱泥流として有名であるが、実際は大量の降灰による作物への影響、利根川大洪水による家や田畑の水没、爆発の地響きによる家の崩壊など、かなりの被害を及ぼした。加えて、大洪水中に死んだ人や馬が流されてきたのを見て、想像を絶することで、何がなんだかわからなかったであろう。鎌原村を襲った熱泥流は一種の土砂移動であり、想像以上の被害を吾妻川、利根川流域の村々に及ぼした。当時の大噴火の様子を記録した古文書が見つかったので、現代文に書き直し、当時の被害の実態を検証し、今後の防災にも役立てればと考える。
平成16年9月15日 小噴火(御代田町)
1.古文書(原文)
2.古文書(文語体)
3.古文書(口語体)
4.古文書(現代文)
5.解説
7.浅間山の写真、山頂、外輪山、噴火、火映現象など
10.感染症の時代
11.循環型社会をめざして
12. ホームページ作成法
13.プロフィール
14.出版物“鬼押出し熔岩流のナゾに迫る”のお知らせ NEW
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長野県東御市田中800−51
酒井康弘